地域とともに防災力を高める

2025-06-08UP!

〜防災訓練を実施しました〜

6月8日、絹の道では、地域の皆さまと連携した防災訓練を実施しました。近隣の住民の方々、地元消防署のご協力のもと、多くの方が参加されました。

本訓練では、入所者の安全確保を第一に、地域住民との連携体制を確認しながら、以下のような実践的な訓練を行いました。

通報訓練(119番通報)
火災を想定し、実際の通報手順に基づいて模擬通報訓練を実施しました。通報時に伝えるべき内容(施設名・住所・状況・けが人の有無など)を再確認し、対応力向上を図りました。

起震車体験
地震発生時の揺れをリアルに再現する「起震車」が登場。震度6強の揺れを体験し、多くの参加者が「想像以上に立っていられない」と驚きの声をあげていました。

煙体験ハウス
煙が充満する模擬空間での避難体験では、「視界ゼロ」の状況での行動を体感。「姿勢を低くして壁づたいに移動する」ことの大切さを実感しました。

水消火器訓練
実際の火災初期対応を想定し、水消火器を用いた訓練を実施。「ピンを抜いて、ホースを持ち、レバーを握る」という基本手順を確認しながら、職員・地域の皆さまが交代で訓練に取り組みました。

地域との連携が鍵

今回の防災訓練は、施設単独では対応できない有事に備え、日ごろから地域とのつながりを深める重要な機会となりました。
今後も、定期的に訓練を実施し、地域とともに災害に強い施設づくりを目指していきます。